室内犬の飼い方・しつけ方

30年以上犬を飼い続けた経験から、犬の飼い方を説明します!

あま噛みの予防と対処法

 

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子犬は人の手足にじゃれついて

「あま噛み」をします。

 

 


これは、子犬にとって、楽しい遊びです。

 

 

 

本来は子犬同士でじゃれたり、

噛んだりして遊びますが、

兄弟犬がいないので人を相手にして

あま噛みをするのです。

 

 


また本来、犬にとって何かを噛んだり、

かじったりする事はとても強い欲求です。

 

 

 


特に子犬の場合、

歯の生え変わりの時期には

むずがゆさがあるために、

余計に何かをかじりたくなります。

 

 


最初は子犬に噛まれても、

余り痛くないですし、その姿が可愛らしく、

つい許してしまう事が多いようです。

 

 


しかし、そのまま放置すると、

噛み癖がついてしまう事もあります。

 

 


将来、困った事にならないよう、

しっかり予防していきましょう。

 

 

 

おもちゃを使ってあま噛みをコントロール

 

 

 

あま噛みを予防するには早い段階から、

「かじって良いもの」を十分に与え、

子犬の欲求を満たす事が大切です。

 


さらに、引っ張りっこや

ボール遊びなどをして

一緒に遊んであげましょう。

 


一日中、何かをかじったり、

あなたと遊んだりしていれば、

わざわざ人の手で遊ばなくても、

十分に欲求は満たされるはずです。

 


家具や柱などをかじってしまう行為も、

かじるおもちゃを十分に与えることで

軽減出来ます。

 

 

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手や足を噛まれた時の対処法

 

 


子犬が手や足を噛んできた時は、

無視する事です。

 


犬が噛んできても

相手にしないという態度を貫けば、

犬もつまらなくなってやめるはずです。

 


①子犬に噛まれたら、(痛くなくても)

 ハッキリと「痛い」と一言だけ言う。

 


②子犬はビックリして口を離すので、

 あなたはすぐにその場を立ち去ります。
 
 これは何で飼い主が出て行ったのかを

 考えさせるためです。

 イタズラが心配な場合は、子犬を

 ハウスやサークルに入れてしまいます。

 


③1分程度で部屋に戻り

 (あるいは子犬をハウスから出し)、

 しばらく子犬を無視します。

 


④その状態で子犬が落ち着いていられたら、
 
 声をかけたりご褒美として

 かじるおもちゃを与えます。

   落ち着いている時の方が

 良いことがあると学ばせます。

 

 

 

騒げば余計に噛んでくる

 

 


「痛い~!」とか「やめろ~」などと

過剰に反応したり、甲高い声で叱る事は、

子犬からみれば楽しく遊んでいるように

見えます。

 


あなたの反応が楽しいと、

余計にじゃれて噛もうとします。

 


子犬の口を離そうとして手を振り回すのも、

子犬にとっては楽しいだけです。

 

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